第66期(2021~2022) 岐阜南ロータリークラブ 会長 玉木 吉郎
ロータリーは支えあう家族
日々、先輩のご協力に頼りながら、6年と3カ月、今日に至りました。今、会長になり、一番やらなければいけないのは何? 入会間もなく出される退会届。長く籍を置かれた先輩が退会されていくこと。親しく接してくださり、やっと気楽にお話ができるようになった方が突然に「やめる!」と宣言されたとき。理由はそれぞれと思います。しかし、いくつかのご意見には、『入会したが、よくわからない。知らない人の中で自分の存在が浮いている。参加していく意味はなんだか分からない。また、高齢になって毎回の出席もできないが、出席したときのポツンと座る自分は何をしに来たのか考えてしまう。』そういう言葉の陰には、ロータリアンとしての出席に特別の意味が持てなくなっている ”寂しさ!” のようなものが感じ取られ、自分を本当に迎えてくれる人がいるのか? そういう心不安な会合に、いくばくかの抵抗すら感じてしまう。「参加しても、しょうがない」と、そんなふうに思われた会合なら、そうでない会合にしていくことこそ大事なテーマとなるでしょう。
真の仲間を増やし、笑い合い、出会えたことを喜べるロータリーでなければいけない。
ロータリアンは、競争社会の中で、年の差や地位・役職・会社による上下関係もない、安心して付き合える仲間、気遣いのない仲間として、誰からも信頼されるべき存在であること。そして、社会への貢献と助け合いを目標とする。そのことこそ、ロータリー目標で意味があるのではないでしょうか。社会に向ける奉仕と職業奉仕は、ロータリアンとして自分たちが “持ち寄れる余力” がなければ “力” とはなりません。コロナ禍で疲弊し逼迫した今こそ、助け合い協力し合うことが大切ではないでしょうか。
卓話は見識を深め、互いを知る、そして、自分を知ってもらうことです。この時間を利用し自己紹介や仕事の宣伝、久しぶりに参加された先輩には近況報告をしてもらうこと、会社運営においての夢と苦労話、そんな個々の歴史を知り合える場を持てたら嬉しく思います。
しかし、ロータリーを自分の仕事に結びつけることは、過去にはおいて批判があったというお話をお聞きしたこともあります。ある時に大先輩の竹腰さんは『ロータリーを大いに利用してください』と私の身勝手な依頼に “許可” を下さいました。また、別の先輩からは『ロータリーラペルボタンをつけての営業で本当に助かったことがあった!』というお話もありました。外社会に向かっての発信も大切ではありますが、今を切り抜けることが “今やるべきこと” それは岐阜南ロータリークラブ会員の “結束” だと思います。それ故に卓話の時間を “互いをもっと知り合える例会に” できればと願っております。
ポール・ハリスはロータリー創立で述べています。
『仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまでの仲間を増やしたい』そして、『親友を更なる家族へ!』私は、こんなふうに思います。 ”ロータリーを支え合う家族にしたい!”
クラブターゲット:ロータリーを家族に!
第66期 岐阜南ロータリークラブは、次の問題解決に努力と希望を持ち、会員の皆さんに協力をお願いしたく思います。
- 信頼できる仲間を作る。
- 支え合い認め合える仲間を作る。
- 笑顔で接し融和を保てる仲間を作る。
- 相談できる仲間を作る。
- ロータリー活動に熱心な仲間を増やす。
- ロータリアンのイメージを壊さぬ努力をする仲間を作る。
- ロータリーを楽しみ、互いの知識を交換できる仲間を作る。
- 信頼と助け会う真の仲間を作る目的をもって入会した自分の存在を忘れない。
- 岐阜南ロータリークラブ 第66期(2021-2022)理事会構成表 理事及び役員
役員 | 会長 | 玉木 吉郎 |
役員 | 直前会長 | 鈴木 敏昭 |
役員 | 会長エレクト | 岸 泰孝 |
役員 | 副会長 | 松波 和寿 |
役員 | 幹事 | 五藤 龍彦 |
(副幹事) | 青谷 秀繁 | |
(副幹事) | 森 久元 | |
役員 | 会計 | 伊藤 洋志 |
(副会計) | 大森 和代 | |
(会計監査) | 水野 辰博 | |
役員 | 会場監督 | 岡崎 郁也 |
(副監督) | 浅野 隆士 | |
(副監督) | 神谷 正樹 | |
理事 | 会員増強拡大 | 松本 宰治 |
理事 | 親睦 | 竹腰 大介 |
理事 | 職業奉仕 | 大竹 正人 |
理事 | 社会奉仕 | 尾崎 泰博 |
理事 | 青少年奉仕 | 武井 文世 |
理事 | 国際奉仕 | 柳原 正明 |
理事 | 直前幹事 | 安田 知永 |
理事 | 宇都宮幸嗣 |